平日

仕事のある日は、ハンドルを握る時間の余裕がない。そんな当たり前の事に、いらつく。
いてもたってもいられず、給油ついでに短い時間ながらも一走りしてきた。つくづく馬鹿だ、と自分でも思う。
ご近所を三十分ばかりのドライブだけれど、エンジン音を聞くと安心する。
今日はちょっと慣らしを忘れて踏み込んでみた。4千を超えると本当に良い音で応えてくれる。もっともっと聞きたくてしょうがない。
で初のGS。あんちゃん逹の汚い手で触れれたくないな、などと自分勝手な事を思いをだいてしまう。燃費はオンボードコンピュータ上では4.7キロ。低すぎる。ガソリンは高いし、こりゃ贅沢な恋人だ。
帰りは鼻歌交じりで軽く流して、ごきげんで帰宅。今夜はぐっすり眠れそうだ。