岩櫃城温泉

zeronov2004-10-10

9日の土曜に日本を直撃した台風が、日曜日には東に抜けて台風一過の好天が来るだろうと期待して友人夫婦と温泉と新蕎麦を目的にドライブに出た。
あいにくと好天とは行かなかったけれど、雨はあがりなんとかドライブへ出発する事はできた。
美里から外環、練馬関越、渋川・伊勢崎経由で四万温泉へ向かう。
俺も含めて3人の運転は初めて。パノラマサンルーフを開け、開放感を感じながらただただ走った。後部座席からの空の感じは好評だった。大きなサンルーフを開けて運転するのは楽しい。
県道35号を北へ向かい、四万貯水所の脇にある峠のふもとの蕎麦屋で蕎麦を食べる。残念ながら新蕎麦ではなかったけれど、充分に美味しかった。山菜の天ぷらも香ばしく美味。ドライブの楽しみの一つはこういう食事なんだな。
目的地の四万温泉の公共の浴場は、駐車場が満車で時間が読めないのでパスし、沢渡温泉へ移動。小さな湯治の宿の趣はなかなか良い感じ。しかし到着が遅くここの浴場も駐車できなかった。途中で調べた結果、吾妻町の町営岩櫃城温泉は駐車場100台の大きな所だと判明し、採取的に岩櫃城温泉へ。
写真は暗くて分かりづらいけれど、城を模した少し恥ずかしい作りの大きな公共の温泉だ。中は普通の温泉センターのような作りだったけれど地元の人が多くなんとも穩やかな雰囲気で、心地良かった。小さな露天温泉まであった。おじさん、お爺さん、ガキ共とともにゆっくりと単純泉の温泉でドライブの疲れを流した。
ただただ普通の温泉センターだから、趣って奴は一切ないけれど、地元の人御用達の普通の施設も気取らず楽しい。
ゆったりのした後、ビールを飲みたいのを我慢して、野菜の直売センターを冷やかしながらゆっくりと東京へ戻る。
帰り道1,000キロを超え、4,000まではエンジンを回せる段階になったので、少し攻め気味で運転してみた。もちろん同乗者に迷惑のかからない範囲でだけれど。
山道で、早めのブレーキングと、カーブでのアクセルの踏み込み。グンと加速してカーブを走り抜ける感じは、背の高いクルマの負担を感じさせず揺れもなく心地良い。
助手席の友人も怖がる様子も見せず、後部座席の奥さんも怖がってはいない。
帰りの関越ではほとんど渋滞もなく、いけない事とは知りながら追い越し車線を120~140くらいで走り続けた。安定してエンジンは回り、面白みのないほどに順調にX3は走り続ける。まだブレーキの間隔が100%つかめているわけではないので、カーブによっては力加減が少しずれて踏みすぎる感じがあるので、これは今後の課題としようと思う。
朝9時からのドライブも、21時には亀有まで戻り約12時間ほとんどハンドルを握っていても、まるで疲れを感じなかった。韓国人が営む韓国料理屋で豚ホルモンのチゲとチチミの夕食を取りながら、またもビールを我慢しながらも、まだまだ運転していたいって思ってのが不思議だ。相当このクルマに惚れ込んでいるんだなー。ただ久しぶりに余裕のあるクルマでの運転が、楽しいってのだけかも知れないけどね。
とにもかくにも、ドライブ三昧の楽しい休日だった。
それにしても、目的地が温泉ばかりってのは、どうなんだろう?あんまり芸がなさすぎるかな。
写真は暗いけどお城のような岩櫃城温泉の外観。手前にX3の黒の2.5iが止まっている。スポーツパッケージらしくホワイトインジケーターがシャープで格好良い。これは考えちゃうな。次に交換するならここだな。ちなみにナンバーも 3並びだったけれど、これは俺からしたらやりすぎだな。拘りはよく分かるけど。